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2021/08/03ストレスが原因かも?手の指先がしびれる時の原因と対処法

手のしびれを感じているイメージ
手の指先のしびれの原因と対処法

手がしびれる原因は関節、筋肉、ヘルニア、病気など様々です。
自己判断が難しいことも多く、放っておくと重篤化するもの、慢性化してなかなか改善されないものも出てきます。

なるべく早く対処する為にも、今回は様々な原因で引き起こされる手のしびれの症状、原因、対処法などをテーマに考えてみたいと思います。

こんな症状を感じることはありませんか?


・電気が走るようなビリビリした感覚がある
・ジンジンと患部に重だるさを感じる
・皮膚表面にチリチリした感覚がある

大抵の場合症状が進行してくると、しびれる頻度も多くなります。
また、しびれは指先(末端)に向かい、さらに悪化すると手に力が入らず物を落としてしまう等、日常の動作にも支障が出てくることがあります。

どんな時に手にしびれを感じることが多いか?


・長時間座っている姿勢が続く時
・朝の起床時
・寝不足や疲れがたまってきた時
・PCのタイピングやスマホ操作中
・ペットボトルのなどの蓋を開ける捻じる動作の時

また症状を感じる部位は

・手のひら全体
・指先のみ
・特定の指のみ
・腕全体
・上腕のみ
・前腕でも内側や外側

など人によって様々な組み合わせがあります。
発症して間もなくの場合は、日によっても感じたり感じなかったりしますので、対処が先送りになってしまうことがあります。
慢性化してしまうと、改善までの道のりも長くなるケースが多い為、早めに対策されることが理想です。
その際、まずは背後に重篤な疾患が無いか、医療機関の受診で判断してもらいましょう。

手のしびれの原因


手のしびれが起こる原因は大きく分けると以下が考えられます。

①脳の異常等による内科的な疾患
②トリガーポイントによる筋肉性のもの
③首の椎間板ヘルニア等の圧迫による神経性のもの

ただし、腕枕をした時のような一時的な指先や手の平のしびれなどに関しては、寝姿勢の悪さによって引き起こされるもののため、少し時間が経つと消えますので心配のいらないしびれと考えられます。

脳の異常等による内科的な疾患

ロレツが回らない、舌がもつれるような症状は重篤な疾患の疑いがありますので早急に病院の受診をされるのが最優先です。

トリガーポイントが原因のしびれへの対処

病院で診てもらうことが優先なのはお伝えするまでもないですが、ケガや病気などの疾患が原因でないと
診断された場合、どうすればいいのでしょうか?
もうお手上げで何もできることは無いのでしょうか?

肩や首の血行不良により筋肉中にできたトリガーポイントが、
・腕や手の指先、末端に向かってしびれ
・重だるさ
・痛み
・握力の低下

などを引き起こすことがある、というケースも改善する為の一つのヒントになります。

特に、

・首と鎖骨をつなぐ【斜角筋】
・肩甲骨の上に乗るインナーマッスルの【棘上筋】
・背骨と肩甲骨の間にある【後鋸筋】

などが原因になることが少なくありません。

これらは首を前に出したデスクワークの姿勢、肩を内側に巻くようにしてスマホ操作を長時間やる、などの特定の筋肉に負担をかけ続けた結果起こるものなのです。

ヘルニアの圧迫が原因のしびれへの対処

病院でヘルニアの診断をされ、痛み止めの内服薬や外用薬、または電気を流す治療等でリハビリした結果、緩解する場合もあります。
一方でなかなか症状が改善されないケースも少なくありません。
その場合、ヘルニアが全てしびれの原因になっているということに固執する必要はないのかもしれません。

ヘルニアになったそもそもの原因の多くが日常にありますので、その日常レベルで予防改善の為にできることもあります。

・ヘルニアを予防をする為の適切な運動の指導
・自宅でできるようなエクササイズ
・ヘルニアを再発させないような姿勢の改善

これらも、医師の判断を仰ぎながらリハビリとしても進めていけるといいかもしれません。

その他よくあるしびれの原因(おまけ)

〈手根管症候群〉

手首を通る「正中神経(せいちゅうしんけい)」が圧迫され、親指から薬指の半分にかけてしびれが起こります。
手の使いすぎや、女性ホルモンの乱れも原因になると言われてます。
自然に治る場合もありますが、悪化すると物をつかむ動作や指先を使う細かい作業がし辛くなります。

〈肘部管症候群〉

肘の内川に位置する尺骨神経が、肘部管という靭帯や骨、筋肉組織に囲まれたトンネルを通る際に圧迫を受けることでしびれが起きます。

小指と薬指の半分にしびれを感じ、手の使いにくさを伴います。放置すると握力が弱くなったり、手全体の筋肉が痩せて平たくなるのが特徴とされています。

加齢による肘の関節の変形、ガングリオンなどが原因とされていますが、アスリート等筋肉が発達している場合にも起きることがあると言われています。

手のしびれの予防法


・長時間同じ姿勢でPC作業をする場合、首や肩回りを動かす体操をこまめにする
・骨盤を後ろに倒した猫背の姿勢にならないように、股関節回りのストレッチをこまめにする
・スマホを見る時は首を手前に引いた姿勢でなるべく見るようにする
・肩掛けのカバンはバランスよく両方に持ち替えるか、リュックにする
・マウス操作やタイピングで疲労した前腕の筋肉をストレッチして緊張を緩和させる

長時間のデスクワークで局所的に疲労した筋肉や、ヘルニアの原因にもなる椎間板は、工夫次第で負担を軽減させることが可能です。
その為には正しい姿勢を知ることが第一歩と考えられます。
そしてそれを実践できるように、何をどうすれば予防に貢献する正しい姿勢なのかを知って頂くことから始められてもいいかもしれません。

また、しびれはストレスによってバランスを崩した自律神経の乱れから来ることも考えられます。

・適度な運動やストレッチの習慣
・睡眠環境の改善
・自分なりのリラックスの方法を見つける

なども日々予防の為にできることですので一つずつ、少しずつ、必要な要素を取り入れていって下さい。

簡易的にしびれチェックする方法


①手の甲同士を指先が下を向くようにして胸の前で合わせます
②そのまま甲同士を押し付け手首を90度ぐらいにします
②30秒くらいそのままの状態を保ちます
③このとき親指と人差し指にしびれが強まる場合は手根管症候群の可能性があります

腱鞘炎の一種とされてますが、手首や前腕の筋肉が固まり過ぎることで神経の圧迫が強くなることがあります。この場合、特に「前腕の負担を軽減させること」が、手首の負担を軽減させることにもつながります。

まとめ


手のしびれと言っても病気が原因になるもの、ケガが発端になるもの、病院で検査をしたけれど重篤な疾患はなく、日常レベルで予防改善できるもの等、様々です。

まずはしびれを感じたら、自己判断に頼らず、すぐに医療機関を受診し診察を受けるようにしてください。

そうして初めて、今のしびれの原因が日常生活にあるものとなれば、専門家の力も借りて予防の為にできることをしていきましょう。

原因は必ずあります。
それを丁寧に一つ一つクリアにしていけば、今の不快な症状の改善への道のりが見えてくるはずです。

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