こんにちは!あおいカイロの新井です。
梅雨前線が本州入りを足踏みしてしまう程先月は暑い日が度々ありましたね。今年の夏はどうなってしまうのでしょうか・・
さてそんなさなか、偶然のめぐりあわせで人生初の伊勢神宮へ行ってきました。「一生に一度はお伊勢参り」なんて言葉もあるぐらい、やっと念願が叶ったという感じです。
伊勢と言われて一番最初に思いつくのは、伊勢海老、松坂牛、赤福のお餅・・食べ物のイメージが先行してしまいますが、日本の神社の総元締め、神宮を構える場所でもあります。
日本人の習慣として、お参りするというのは、そこに山があるからる・・というのと似たような感覚かもしれません。個人的にもあの静かな雰囲気が好きで、出先で鳥居を見つけるとふらっと立ち寄ることもあります。
外宮から内宮という順番で参拝するのが習わしで、敷地も広大なので限られた時間の中で効率よく回るにはガイドブックの予習がかかせません。
写真の鳥居をくぐった先から急に空気が変わった気がするのは、先入観によるものなのでしょうか(笑)すぐ影響を受けてしまうのも考えものでね。
「なんかきてる」などと言いながら真顔でゾクッときてるのは傍から見たら絶対に近寄りたくない人ですが、今日に限ってはそんな周りの目など関係ありません(笑)
2枚目の写真はいよいよ元締めが鎮座する本宮へ向かう途中の階段です。
年間1400万人が訪れるという場所なだけに、人がごった返しているのですが、この瞬間だけ階段の岩肌が見えるぐらいさーっと人が引いていきました。写真としては合格点ですよね。
実は一枚目の外宮最初の鳥居の写真もちょっと前までは下の砂利がまばらなぐらい混雑してたんです。
長い参道を歩いたせいかまだお昼前にも関わらず、患者さんのTさんに出発する前に教えて頂いた「てこね寿司」のことが気になってしまったで、さっそく頂いちゃいました。魚介類は伊勢には御手のもの。漬けにされたマグロと伊勢うどんは格別に美味しかったです。
やっぱり食い気に勝るものはありませんね。実はこのあとも、伊勢海老コロッケに松坂牛メンチカツ、赤福のお餅も胃袋の中に・・
こんな話を聞きました。第一次伊勢参りブームがきた江戸時代には、足が悪かったり、様々な都合で旅ができない代わりに犬を参拝に出したそうです。「おかげ犬」と言うらしいのですが、参拝とわかるような目印と、首に道中に必要なお金をぶら下げ1000キロの道を往復したとのことです。
道中は親切な方々に助けられ、金品も略奪されることなく時には賢い犬だと言って、お金を持たせてくれる人も多くいたそうです。なんだか日本人のやさしさや誠実さが心にグッとくるエピソードですよね。
天気は晴天とまではいきませんでしたが、湿っぽさが伊勢の地の雰囲気をより神秘的なものにしてくれてたのだと思います。今度は、コロッケやメンチカツではなく、加工されてないそのままのものを朝、昼と胃袋に収めに参ります。
腰痛 代々木
代々木あおいカイロプラクティック
新井 祐太